招待状のマナー

ここでは、結婚式の招待状におけるマナーについてご紹介します。
是非参考にしていただければ、幸いです。

招待状の種類

結婚式の招待状には紙媒体とWeb媒体の2種類あります。
式場によっては、両方を組み合わせることも可能です。

紙媒体

オーソドックスな紙媒体の招待状です。
結婚式場で依頼する場合は、基本的にこちらになります。
式場によって取り扱っているでデザインが異なりますが、様々なデザインから選択することが可能です。
宛名書きが必要(郵送の場合)ですが、式場に依頼することも可能です。

メリット
 ・思い出として招待状を残すことができる
 ・招待状が届くことで、ゲストがワクワク感を感じる
 ・結婚式を挙げる実感がわく
 ・老若男女関係なく、ゲストに届けることが可能

デメリット
 ・1通あたり94円の切手代が必要(郵送の場合)
 ・宛名書きが必要(郵送の場合)
 ・発送日に窓口にもっていく必要がある
 ・印刷の関係上、手元に届くまで1~2週間かかる

Web媒体

LINEやメールなどで送ることができるWeb媒体の招待状です。
無料のものから有料のものまであり、自分の好きなデザインから選択することが可能です。

メリット
 ・1日で準備することが可能
 ・LINEやメールアドレスを知っていれば招待状の送付が可能
 ・切手代や宛名書きが不要

デメリット
 ・LINEやメールをやっていない高齢者などには送付することができない
 ・ゲストの楽しみが少々減
 ・招待状を手元に残せない可能性がある

文面

基本的に文面は変更することができません。
堅い表現のものを柔らかい表現に変更するなどは、可能な場合がありますので式場に確認頂くことをオススメします。
招待状および同封する付箋には、「、」や「。」を使用してはいけません
その理由は、「終止符を打つ」や「区切る」などを連想させてしまい縁起が悪いためです。
注意しましょう。

宛名書き(紙媒体のみ)

式場で依頼する場合は、宛名書きも依頼する場合が多いかと思います。(1通あたり2~300円)
少しでも節約したい方は、自分で宛名書きをすることも可能です。
その場合は以下の点に注意しましょう。

  • 毛筆または筆ペンを使用(薄墨は厳禁)
  • 宛先の氏名・住所正しく記載
  • 敬称の使い分け
     →相手の立場によって敬称は異なります。
  • 家族に送る場合(4人以上)は名前をまとめて記載
     →夫婦の名前は記載し、子供などを「御家族様」にまとめる
記載例

切手

招待状に貼る切手は、「慶事用」を使用しましょう。
他の切手と金額は変わらず、お祝い事の際に使用する切手になります。
郵便局の窓口で購入することができるので、早めに準備しましょう。
また、返信ハガキにも切手を貼りましょう。
返信ハガキに貼る切手は、お好みのもので問題ありません。
シール状の切手もあるので、簡単に貼ることができます。

発送日の決め方

招待状の発送は、挙式日の2~3か月前に送るように準備を進めましょう。
更に、発送日は「大安」または「友引」を選択しましょう。
ポストに投函は、消印が翌日になってしまう可能がありますので、可能な限り窓口で出しましょう。

三月掛けに注意!

お祝い事を3ヵ月に跨いで行うのは良くないという事です。
分かりやすくいうと…

 5月に結婚式を決定している場合、3月に招待状を発送。

そのため5月に結婚式を行う場合は、2月または4月に招待状を発送する必要がありますので、ご注意ください。
※地域によってマナーが異なる場合があるので、ご両親にご確認いただくことをオススメします。

おわり!
次の投稿でお会いしましょう🖐